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フィリピン、南ア型コロナ変異株を初確認 ワクチン効果に懸念
2021年03月02日(火)15時37分
フィリピン保健当局は2日、新型コロナウイルスの南ア型の変異株の感染者が6人確認されたと明らかにした。同国で南ア型変異株の感染が確認されるのは初めて。写真はワクチン接種の準備をする医療従事者、ケソン市で1日撮影(2021年 ロイター/Eloisa Lopez)
[マニラ 2日 ロイター] - フィリピン保健当局は2日、新型コロナウイルスの南ア型の変異株の感染者が6人確認されたと明らかにした。同国で南ア型変異株の感染が確認されるのは初めて。
同国では1日からワクチン接種が始まっているが、専門家の間では南ア型変異株を巡り、ワクチンの効果が弱まるのではないかとの懸念が広がっている。
保健省は声明で、「この変異株がより重症性であることを示す根拠は見つかっていないが、この型の変異パターンは感染力がより強いことを示しており、ワクチンの効果に影響が出る可能性がある」と指摘した。
確認された6人中3人は国内感染で、2人は海外から帰国したフィリピン人。残りの1人は現時点で感染経路が特定できていないという。
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