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トランプ米大統領、納税記録提出求めた召喚状の停止を要請
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8月31日、トランプ米大統領(写真)は、納税記録の提出を求めたューヨーク地検検事の召喚状を停止するよう連邦控訴裁判所に訴えた。写真はワシントンで撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)
[ニューヨーク 31日 ロイター] - トランプ米大統領は31日、納税記録の提出を求めたューヨーク地検検事の召喚状を停止するよう連邦控訴裁判所に訴えた。
マンハッタン地検のサイラス・バンス検事はトランプ氏の事業に対する刑事捜査の一環として、会計事務所マザースUSAに対し8年分の納税記録の提出を求める召喚状を提出している。
バンス氏の報道官はコメントを控えた。
トランプ氏の納税記録が11月3日の大統領選挙の前に公表される可能性は低い。
ニューヨークの第2巡回区控訴裁判所に提出された文書によると、トランプ氏は召喚状について、範囲が広過ぎ悪意のあるものだとし、バンス氏は納税記録が捜査に関係していることを示す必要があると主張した。
また召喚令状を執行することは、トランプ氏に取り返しのつかない損害をもたらすとしている。