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米欧、ロブスターなどの輸入関税引き下げで合意 摩擦緩和も
2020年08月22日(土)06時18分
8月21日、米国と欧州連合(EU)は米国産ロブスターなど一部製品に対する輸入関税を引き下げることで合意したと発表した。欧米間の通商面での緊張緩和につながる可能性がある。写真は2019年4月、ブリュッセルのEU本部で(2020年 ロイター/ves Herman)
[ブリュッセル/ワシントン 21日 ロイター] - 米国と欧州連合(EU)は21日、米国産ロブスターなど一部製品に対する輸入関税を引き下げることで合意したと発表した。欧米間の通商面での緊張緩和につながる可能性がある。
今回の合意により、EUは米国産ロブスターに対する8─12%の輸入関税を撤廃する一方、米国は特定のガラス製品や陶器、使い捨てライターなどの輸入関税を半分に引き下げる。
取引全体の規模は2019年で約1億6800万ユーロ(1億9800万ドル)。EUは約4200万ユーロの米国産ロブスターを輸入する一方、1億2600万ユーロのガラス製品などを米国に輸出している。
合意にはEU各国政府と欧州議会の承認が必要。数週間以内に承認される可能性がある。
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