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仏新型コロナ入院者数、封鎖終了以来初の大幅増=保健省

2020年08月11日(火)10時06分

8月10日、フランス保健省は10日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)終了以来初めて、新型コロナによる入院患者が大幅に増加したと明らかにした。写真は4月、パリ近郊で感染者を搬送する救急車(2020年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[パリ 10日 ロイター] - フランス保健省は10日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)終了以来初めて、新型コロナによる入院患者が大幅に増加したと明らかにした。4月半ば以降の減少傾向から転じたかたちだ。

10日時点の新型コロナによる入院者数は、7日から34人増加し、5045人となった。

入院者数は4月14日の3万2292人をピークに着実に減少していた。

集中治療を受けている患者数も、7日から13人増加して396人となった。

過去3日間に確認された感染者数は4854人、累計では20万2775人となり、感染拡大が加速している兆候とみられている。

保健省は別の声明で、封鎖終了後の最多記録は2288人、8日に確認された感染者数は2184人、9日は1885人、10日は785人だったと発表した。

また、累計死者数は7日から16人増加し、3万0340人となったと明らかにした。7日には、12人の死亡が報告されたという。

ロイター
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