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在ドイツ米軍を一部ポーランドへ、トランプ氏がドゥダ大統領と会談

2020年06月25日(木)08時14分

 6月24日、トランプ米大統領(写真右)はポーランドのドゥダ大統領(同左)とホワイトハウスで会談し、今後の防衛協力について議論した。6月24日、米ワシントンのホワイトハウスで撮影(2020年 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米大統領は24日、ポーランドのドゥダ大統領とホワイトハウスで会談し、今後の防衛協力について議論した。新型コロナウイルスの感染拡大後、ホワイトハウスでの首脳会談は約3カ月ぶりとなる。

会談後に開いた共同会見でトランプ氏は、削減方針を決めたドイツ駐留米軍について、一部をポーランドへ再配置する可能性があるとした。

トランプ氏はドイツ駐留米軍の財政負担が大き過ぎる上、ドイツがロシアからエネルギー資源の輸入を計画していると批判し、駐留米軍を削減する方針を示している。

会見でトランプ氏は、「(削減する部隊の)一部は米国に戻り、一部は他の地域に移動することになるが、その中にポーランドが含まれる」と述べた。さらに、ポーランドへの米軍配備は「ロシアへの強いメッセージになる」と語った。

ドゥダ氏は、米国との関係の次の段階について議論ができたとし、「われわれはきょう、新たな段階に進んでいる。ポーランドに駐留する米軍をさらに増やす可能性がある」と説明した。

トランプ氏はまた、ドゥダ氏とポーランド国内に原子力発電所を建設する計画についても協議したと明らかにした。

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ロイター
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