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ロシア、新型コロナ治療でアビガン後発薬の投与開始 11日から
2020年06月02日(火)06時13分
ロシアで来週11日から、新型コロナウイルス感染症治療薬として抗インフルエンザ治療薬「アビガン」のジェネリック(後発薬)「アビファビル」の投与が始まると、ロシア直接投資基金幹部がロイターに明らかにした。モスクワで5月撮影(2019年 ロイター/MAXIM SHEMETOV)
[モスクワ 1日 ロイター] - ロシアで来週11日から、新型コロナウイルス感染症治療薬として抗インフルエンザ治療薬「アビガン」のジェネリック(後発薬)「アビファビル」の投与が始まると、ロシア直接投資基金(RDIF)幹部がロイターに明らかにした。
アビガンは富士フイルム富山化学が1990年代終盤に開発。RDIF幹部によると、アビファビルはロシアの科学者によって改良が加えられた。ロシア政府は2週間以内に改良に関する詳細を発表する用意を整えているという。
アビファビルの生産に携わる企業の生産能力は月間約6万人分という。
日本では、新型コロナ感染症治療でのアビガンの利用は承認されていない。
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