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新型ウイルス、韓国で初の死者 感染者100人超す

2020年02月20日(木)18時02分

2月20日、韓国で20日、新型コロナウイルスの感染者で初の死者が出た。また新たに22人の感染が確認され、感染者数は104人となった。写真は19日、感染が判明した女性が通っていた大邱の教会前を消毒する係員(2020年 ロイター/Yonhap)

[ソウル 20日 ロイター] - 韓国で20日、新型コロナウイルスの感染者で初の死者が出た。また新たに22人の感染が確認され、感染者数は104人となった。

韓国疾病予防管理局(KCDC)は、正確な死因を調査中としている。

新たな感染者の大半は大邱で発見され、当地の教会と関わりがあるとされている。

大邱広域市の権泳臻(クォン・ヨンジン)市長は、250万人の市民に対し、屋内にとどまるよう求めた。

複数の当局者によると、教会の礼拝に参加したそのほか1000人強のうち少なくとも90人に症状が出ているという。

権市長は記者団に対し、「われわれは前例のない危機にある。その教会の全信者を検査する予定であり、全信者には家族から隔離した状態で自宅にとどまるよう既に要請した」と述べた。

保健福祉省高官もこれとは別の記者会見で、状況は「非常に深刻だ」と述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
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