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伊「同盟」党首、大統領弾劾への言及避ける 選挙法改正目指す意向
2018年05月28日(月)17時45分
![](https://f.img-newsweekjapan.jp/headlines/images/world/2018/05/28/2018-05-28T084539Z_1_LYNXNPEE4R0E6_RTROPTP_3_ITALY-POLITICS.jpg)
5月28日、イタリア極右政党「同盟」のサルビーニ書記長は、大統領弾劾の可能性について言及を避け、大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」とともに選挙法の改正に取り組みたい意向を示した。写真は記者会見を行うマッタレッラ大統領。ローマで27日撮影(2018年 ロイター/ALESSANDRO BIANCHI)
[ローマ 28日 ロイター] - イタリア極右政党「同盟」のサルビーニ書記長は28日、大統領弾劾の可能性について言及を避け、大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」とともに選挙法の改正に取り組みたい意向を示した。
イタリアのマッタレッラ大統領は27日、両党が指名したユーロ懐疑派エコノミスト、パオロ・サボーナ氏の経済相起用を拒否した。これを受け、イタリア新首相に指名されたジュセッペ・コンテ氏は組閣を断念。五つ星運動のディ・マイオ党首は大統領弾劾を議会に要求した。
サルビーニ氏は、ラジオ・キャピタルとのインタビューで「われわれは、冷静さを保つ必要がある。怒りによって物事を行うことはできない。弾劾について話したくない」と述べ、「(同盟と五つ星運動は)議会で過半数を有している。議会で選挙法に関する議論を始められるかどうか確認する」と語った。
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