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在韓米軍は南北平和条約とは別の問題=韓国大統領府
2018年05月02日(水)11時55分
5月2日、韓国大統領府の報道官は、在韓米軍の問題は、北朝鮮との平和条約と無関係であり、韓米同盟に関する事項だとの認識を示した。写真は米韓合同軍事演習に参加する米軍兵士。韓国ヨンチョンで2016年4月撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[ソウル 2日 ロイター] - 韓国大統領府の報道官は2日、在韓米軍の問題は、北朝鮮との平和条約と無関係であり、韓米同盟に関する事項だとの認識を示した。
大統領府の文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐官は今週掲載された寄稿記事で、南北平和条約が締結される場合、在韓米軍の存在を正当化することは難しいとの見解を示していた。
報道官はこの記事に関する記者の質問に「在韓米軍は韓国と米国の同盟関係に関する事項であり、平和条約の締結とは関係がない」と回答。文氏に対しては大統領の立場に関して混乱を招くことのないよう要請したと明らかにした。
別の大統領府当局者が2日、匿名を条件に記者団に語ったところでは、韓国政府は南北平和条約の締結後も、中国や日本などの近隣諸国が軍事的に対立した場合の仲裁役として米軍が韓国に駐留し続けることを望んでいる。
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