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スペイン帰国の可能性排除せず=カタルーニャ州前首相
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Former Catalan president Carles Puigdemont addresses the media after a meeting with Roger Torrent, speaker of Catalan Parliament, in Brussels, Belgium, January 24, 2018. REUTERS/Yves Herman
[ブリュッセル 24日 ロイター] - ベルギーに滞在しているプチデモン前カタルーニャ自治州政府首相は23日、反逆や扇動の罪で逮捕される危険があるが、新首相を選出する議会投票に参加するためスペインに帰国する可能性を否定したわけではないと述べた。
プチデモン氏は、ブリュッセルで記者団に「(投票や首相就任の方法には)多くの可能性がある。いかなる可能性も排除しない」と語った。
プチデモン氏は昨年10月、一方的にカタルーニャ州独立を宣言した後、ベルギーに出国。帰国して有罪になれば、数十年の禁固刑が科される可能性がある。しかし、12月21日の議会選挙では独立推進派が僅差で勝利し、プチデモン氏が唯一の新首相候補に指名された。
プチデモン氏の支持者はベルギーからビデオで遠隔統治することが可能としているが、議会の法律専門家らは無理としており、スペインのラホイ首相はそのような動きを法廷で阻止する構えを見せている。