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韓国大統領の弾劾審理、3月13日までに終了を=憲法裁所長

2017年01月25日(水)12時26分

 1月25日、韓国憲法裁判所の朴漢徹所長は、朴槿恵大統領の弾劾審理を3月13日までに終えるべきとの考えを示した。憲法裁判所は朴所長が今月末に、別の裁判官も3月13日に任期が切れる。写真はソウルで昨年11月撮影(2017年 ロイター)

[ソウル 25日 ロイター] - 韓国憲法裁判所の朴漢徹所長は25日、朴槿恵大統領の弾劾審理を3月13日までに終えるべきとの考えを示した。

憲法裁判所は朴所長が今月末に、別の裁判官も3月13日に任期が切れる。

この日は大統領の弾劾を審理する9回目の弁論が開かれ、朴所長は裁判官が9人から7人に減ることで判決にゆがみが生じ、公平性を欠く恐れがあるとの懸念を示した。

憲法裁はこれまで、政局混乱の早期解消と適切な法的審理のバランスをとる必要があると強調してきたが、具体的な日程に言及するのは初めて。

憲法裁が朴大統領の弾劾を認めた場合、60日以内に新大統領を選出する必要がある。

韓国では法律上、弾劾審理には最低7人の現職裁判官が必要とされ、うち6人以上が判断を示すことが義務付けられている。

裁判所の事情に詳しい関係筋によると、今回のように重要な裁判の場合、7人の裁判官では少なく、特に判断が分かれた場合は判決の正当性が疑問視される可能性があるという。

*内容を追加し、写真キャプションを修正しました。

ロイター
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