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「新たな核実験は米国の態度にかかっている」北朝鮮外相

7月26日、北朝鮮の李容浩外相は、新たな核実験を行う可能性について「すべて米国の態度にかかっている」と強調する一方、米国が朝鮮半島の非核化の可能性を打ち砕いたと批判した。写真はジュネーブで2014年10月撮影(2016年 ロイター/Denis Balibouse)
北朝鮮の李容浩外相は26日、新たな核実験を行う可能性について「すべて米国の態度にかかっている」と強調する一方、米国が朝鮮半島の非核化の可能性を打ち砕いたと批判した。聯合ニュースが伝えた。
ラオスの首都ビエンチャンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席した同外相は記者団に対し、「新たな核実験を行うかどうかはすべて米国の態度にかかっている」と発言。さらに、北朝鮮は責任ある核保有国だとし、「核保有国からの侵略の脅威を受けない限り、核は使用しない」と述べた。
北朝鮮は今年1月、4度目の核実験を強行。それを受けて国際社会による対北朝鮮制裁が強化された。韓国政府の当局者らや専門家はいつ5回目の核実験が行われてもおかしくないとみている。