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原油先物が約5%安、英EU離脱・供給過剰への懸念で

7月5日、原油相場が約5%下落。英EU離脱により世界経済が減速し、過剰となっている供給を吸収できるほどに需要が伸びない可能性があるとの懸念が重しとなっている。米カリフォルニア州モントレーで2013年4月撮影(2016年 ロイター/LUCY NICHOLSON)
[ニューヨ-ク/ロンドン 5日 ロイター] - 5日の取引で、原油相場が約5%下落した。英国の欧州連合(EU)離脱により世界経済が減速し、過剰となっている供給を吸収できるほどに需要が伸びない可能性があるとの懸念が重しとなっている。
清算値は、北海ブレント先物
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供給面では、リビア国営石油会社が国内のライバル企業と合併で合意、同国の産油量が拡大する可能性がある。また足元で産油量が回復傾向にあるナイジェリアでは、武装勢力が石油施設への攻撃を明らかにしたが、価格への影響は限定的だった。
*2段目の誤字を修正しました。