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北朝鮮の「威嚇」、真剣に受け止めている=米国務省

2016年03月08日(火)11時23分

 3月7日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、いつでも核兵器を発射できる準備を整えておくよう軍に指示したことについて、米国務省は北朝鮮の威嚇を真剣に受け止めているとした上で、核実験や長距離ミサイル発射などの挑発行為をやめるよう、北朝鮮に要求した。写真は北朝鮮の国旗。2014年10月撮影(2016年 ロイター/Denis Balibouse)

[ワシントン 7日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、いつでも核兵器を発射できる準備を整えておくよう軍に指示したことについて、米国務省は7日、北朝鮮の威嚇を真剣に受け止めているとした上で、核実験や長距離ミサイル発射などの挑発行為をやめるよう、北朝鮮に要求した。

朝鮮中央通信(KCNA)によると、第1書記は先週、「核兵器発射準備」のほか、軍の態勢を「先制攻撃型」に転換するよう命令した。

北朝鮮による最近の核・ミサイル実験で朝鮮半島の緊張感が一段と高まる中、米国と韓国は今週、定例の合同軍事演習を開始した。

米国務省のカービー報道官は「こうした威嚇を真剣に受け止めている。北朝鮮に対して挑発的な言動を止めるよう要求する」と述べた。

ロイター
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