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英商工会議所代表がEU離脱支持で辞任、キャメロン首相を批判
2016年03月07日(月)19時31分
3月7日、英国の欧州連合離脱を支持したことで商工会議所事務局長を辞任したジョン・ロングワース氏(写真)は、人々の不安感に訴えて残留を狙っているとしてキャメロン首相を批判した。ロンドンで2月撮影(2016年 ロイター/Stefan Wermuth)
[ロンドン 7日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱を支持したことで商工会議所(BCC)の事務局長職を6日辞任したジョン・ロングワース氏は、人々の不安感に訴えて残留を狙っているとしてキャメロン首相を批判した。
同氏は、EUは意義ある改革を実行できず、英国経済の未来は離脱するほうが明るい可能性があるとして離脱を支持。この見解がBCCの中立的立場に混乱を生じさせるとして、辞任することになった。
ロングワース氏は7日付のデーリー・テレグラフ紙のインタビューで、「離脱すれば破滅的事態になるとの立場を政府がとり続けるなら、実際にはそういう事態にならないものの、英国の立場を損なうことになる」と述べた。
サンデー・テレグラフ紙は匿名のロングワース氏の友人の話として、首相府からBCC理事会にロングワース事務局長を停職とするよう圧力があったと報じていた。
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