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ヒラリー氏が男女の賃金格差に言及、大統領選の争点か

2015年02月25日(水)15時06分

 2月24日、ヒラリー・クリントン前米国務長官は、女性のハイテク業界幹部らに講演し、賃金の男女差が憂慮すべき状況との認識を示した。クリントン元大統領と、ニューヨークで先月撮影(2015年 ロイター/Carlo Allegri)

[サンタクララ(米カリフォルニア州) 24日 ロイター] - ヒラリー・クリントン前米国務長官は24日、女性のハイテク業界幹部らに講演し、賃金の男女差が憂慮すべき状況との認識を示した。2016年の次期大統領選に出馬した場合、性別による格差の問題を主要な争点に据える可能性がある。

ヒラリー氏はまだ大統領選出馬を公式には表明していないが、出馬を表明すれば、民主党の候補指名を大差で獲得するとみられている。

ヒラリー氏は講演で、女性のソフトウエア開発者は全体の4分の1に満たず、ハイテク企業が粗野な社風を容認していることが一因と指摘。「ガラスの天井」を打ち破ることに繰り返し言及した。

同氏は来月、2つの女性関連団体で講演を行う予定で、男女格差の問題に対する関心の高さをアピールする狙いがあるとみられている。

ロイター
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