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サウジの産油量、日量約1000万バレルに増加=パイラ・エナジー

2015年02月19日(木)18時30分

[コバール(サウジアラビア) 18日 ロイター] - エネルギーコンサルティング会社、パイラ・エナジー・グループ(PIRA)によると、サウジアラビアの産油量が、需要を受けて増えており、日量約1000万バレルに押し上げられている。

サウジが、減産で価格を押し上げるのでなく、市場シェアを維持する戦略を堅持していることが示された。

昨年6月以来のサウジの生産量(日量)は、平均約970万バレル。PIRAは週間リポートで「追加の需要が生産量を日量1000万バレル弱に押し上げている」としている。

ロイターの今月初めの調査でも、サウジの増産で石油輸出国機構(OPEC)の1月の原油供給量が増加し、OPEC主要加盟国が価格の下支えを断固拒んでいることが示された。

一方、国際機関共同データイニシアチブ(JODI)が18日公表したデータではサウジの12月の産油量は963万バレルで、前月の961万バレルからほぼ横ばいだった。原油輸出量は日量693万4000バレルで、前月の729万6000バレルから同36万2000バレル減少した。

ロイター
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