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デンマーク銃撃事件の容疑者、仏週刊紙襲撃に触発か
2月15日、デンマーク当局は、首都コペンハーゲンで起きた連続銃撃事件で、警察が射殺した容疑者について、同国生まれの22歳の男で、フランスの週刊紙銃撃事件に触発された可能性があると明らかにした。事件現場で14日撮影(2015年 ロイター)
[コペンハーゲン 15日 ロイター] - デンマーク当局は15日、首都コペンハーゲンで起きた連続銃撃事件で、警察が射殺した容疑者について、同国生まれの22歳の男で、フランスの週刊紙銃撃事件に触発された可能性があると明らかにした。
容疑者には犯罪歴があり、おそらく単独で犯行に及んだとみられるという。
コペンハーゲンでは14日に「表現の自由」に関する集会会場、15日にはユダヤ教の礼拝堂を狙った銃撃事件が発生。市民2人が死亡、警官5人が負傷した。
フランスのオランド首相は「デンマークとフランスは同じ悲しみを感じているが、テロと戦い、テロに打ち勝つという同じ意志も持っている」と強調。彼らは宗教にかかわらず、すべての市民が享受すべき自由の価値、法の原則を標的にしたと非難した。
デンマークのトーニングシュミット首相は「集会に参加している罪のない人々に容赦なく発砲し、ユダヤ人社会を攻撃することはわれわれの民主主義を攻撃することを意味する」と指摘。
「われわれのユダヤ人社会を守るため、可能な限りあらゆる措置を講じる」と強調した。