米ゴールドマン、第3四半期は45%増益 投資銀部門が好調
米金融大手ゴールドマン・サックスが15日発表した第3・四半期決算は45%増益となった。2021年11月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)
[15日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスが15日発表した第3・四半期決算は45%増益となった。投資銀行部門が好調で、1株当たり利益は市場予想を上回った。
利益は29億9000万ドル。1株当たり利益は8.40ドルで、LSEGのまとめた市場予想の6.89ドルを上回った。
投資銀行の手数料収入は20%増の18億7000万ドル。
債券、為替、コモディティー(FICC)トレーディング収入は12%減少したものの、株式トレーディング収入は18%増加した。
信用損失引当金は3億9700万ドルと、前年同期の700万ドルから拡大した。
また、米ゼネラル・モーターズ(GM)とのクレジットカード事業撤退に伴う減損を含め、4億1500万ドルの損失を計上した。
アセット・ウェルスマネジメント部門の収入は16%増加した。
第3・四半期の運用資産額は3兆1000億ドルで、過去最高に達した。
従業員数は4万6400人で、6月末時点の4万4300人、前年同期の4万5900人から増加した。