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メルセデス・ベンツ、通期コア利益見通しを再度下方修正 中国販売不振
2024年09月20日(金)09時36分
9月19日、ドイツ自動車大手メルセデス・ベンツは、2024年通年の調整後売上利益率を従来予想の10─11%から7.5─8.5%に下方修正した。北京で4月25日撮影(2024年 ロイター/Tingshu Wang)
[フランクフルト 19日 ロイター] - ドイツ自動車大手メルセデス・ベンツは19日、2024年通年の調整後売上利益率を従来予想の10─11%から7.5─8.5%に下方修正した。引き下げは2カ月足らずで2度目となる。中国で高級車の販売減少が続いていることが理由。
中国で低調な消費や不動産セクターの低迷が続き、国内総生産(GDP)の伸びが勢いを失っていることから、同社はメルセデス・ベンツ・カーズ部門とメルセデス・ベンツ・グループの通期調整後利益見通しを調整した。
今回の修正で、カーズ部門の下半期の調整後売上利益率は6%程度になると見込まれる。またメルセデス・ベンツ・グループ全体の利払い・税引き前利益(EBIT)は、前年の水準を大幅に下回り、グループの産業部門のフリーキャッシュフローも前年を大きく下回る見通しとなった。