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エクソン、第2四半期利益が予想上回る 生産目標も引き上げ

2024年08月03日(土)01時33分

米石油大手エクソンモービルが2日に発表した第2・四半期決算は純利益が92億4000万ドルと、前年同期の78億8000万ドルから増加した。2022年9月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[2日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルが2日に発表した第2・四半期決算は純利益が92億4000万ドルと、前年同期の78億8000万ドルから増加した。原油価格の上昇とシェール大手パイオニア・ナチュラル・リソーシズの買収による生産量増加が精製利益率の低下を相殺し、アナリスト予想を上回った。

1株利益は2.14ドルだった。

石油・ガス生産事業の利益は前年比25%増の71億ドル。ガソリン・ディーゼル事業の利益は32%減の9億4600万ドルとなった。化学品事業の利益は同四半期横ばいの7億7900万ドルだった。

今年の設備投資の見通しは280億ドルと、従来予想の230─250億ドルから引き上げた。

キャサリン・マイケルズ最高財務責任者(CFO)は、通年の石油生産目標を13%引き上げ、原油換算で日量430万バレルになると発表した。前年は374万バレルだった。

第2・四半期の石油・ガス生産量は、原油換算で日量57万4000バレルと前四半期比15%増となった。

エクソンは今年、西側諸国の主要ライバル企業の中では最大規模となる190億ドル相当の自社株買いを計画している。

ロイター
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