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仏クレディ・アグリコル第2四半期、予想上回る収益 投資銀行堅調

2024年08月01日(木)17時12分

仏大手銀行クレディ・アグリコルが1日発表した第2・四半期決算は、純利益と収入がアナリスト予想を上回った。写真はナントで2月撮影(2024年 ロイター/Stephane Mahe)

Mathieu Rosemain

[パリ 1日 ロイター] - 仏大手銀行クレディ・アグリコルが1日発表した第2・四半期決算は、純利益と収入がアナリスト予想を上回った。堅調な資本市場と企業の活発な資金調達を背景に、投資銀行部門が過去最高の収入を記録した。

純利益は18億2000万ユーロ(19億7000万ドル)で、前年同期比10.4%減となったが、同社がまとめたアナリスト予想の16億2000万ユーロを上回った。

減益は前年同期の一部資産の譲渡など、一時的な要因と説明した。

収入は1.8%増の68億ユーロと、アナリスト予想の64億9000万ユーロを上回った。貸倒引当は4億2400万ユーロで、予想をわずかに下回った。

法人・投資銀行部門の収入は11.2%増の17億1000万ユーロと、第2・四半期としては過去最高を記録した。

投資銀行部門責任者ザビエル・ムスカ氏は電話会見で、債券・為替・商品のトレーディング収入は1.7%増加したと明らかにした。

これはジェフリーズが集計したウォール街の銀行の平均である5%を下回った。国内のライバル、BNPパリバは7%減だった。

国内小口金融事業は、純金利マージンが11%上昇した。

ロイター
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