アポロ・グローバル、ソニーミュージックに7億ドル投資
プライベートエクイティ大手アポロ・グローバル・マネジメントが大手レコードレーベルのソニーミュージックグループに7億ドル投資することを決めた。株式や債券などの伝統的な資産に替わるオルタナティブ投資の一環。音楽業界は投資会社にとって有力な知的財産を抱え、人気の投資先となっている。(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
[26日 ロイター] - プライベートエクイティ大手アポロ・グローバル・マネジメントが大手レコードレーベルのソニーミュージックグループに7億ドル投資することを決めた。株式や債券などの伝統的な資産に替わるオルタナティブ投資の一環。音楽業界は投資会社にとって有力な知的財産を抱え、人気の投資先となっている。
ソニーは、リル・ナズ・Xやセリーヌ・ディオンなどの人気アーティストと契約している。有望なストリーミング権などを抱え、安定的に利益を計上できるとして、有望な投資先として選定したとみられる。
アポロの幹部は26日、「ソニーの事業計画の進捗を支えながら、高品質な投資先を確保することができる」と今回の投資判断の意義を強調した。
アポロは2021年にも、メディアやエンターテインメント業界に特化した投資会社「ハーバービュー・エクイティ・パートナーズ」に出資している。