ニュース速報
ビジネス

米貿易赤字、10月は5.1%増の643億ドル 輸出が減少

2023年12月07日(木)00時35分

10月の米貿易統計によると、貿易赤字は5.1%増の643億ドルと、赤字額が市場予想(642億ドル)以上に拡大した。2021年、ロサンゼルスで撮影(2023年 ロイター/Mike Blake)

[ワシントン 6日 ロイター] - 米商務省が6日発表した10月の貿易統計によると、貿易赤字は5.1%増の643億ドルと、赤字額が市場予想(642億ドル)以上に拡大した。輸出が減少した。

9月の貿易赤字は前回発表の615億ドルから612億ドルに修正された。

財・サービスの輸出は1.0%減の2588億ドル。財輸出が1.8%減の1735億ドルだった。ダイヤモンドや医薬品などの消費財の輸出が21億ドル減少した。自動車・部品・エンジンの輸出は9億ドル減少した。

一方、工業用品・素材の輸出は12億ドル増加。資本財の輸出は512億ドルで過去最高となった。サービス輸出は6億ドル増の853億ドル。運輸、金融、その他のビジネスサービスがけん引した。旅行サービスの輸出は減少した。

財・サービスの輸入は0.2%増の3230億ドル。財輸入が0.1%増の2633億ドルだった。

資本財の輸入は18億ドル増加。コンピュータ、掘削・油田設備の輸入が増加した。自動車・部品・エンジンの輸入は10億ドル減少した。

サービス輸入は、旅行の増加を背景に2億ドル増の598億ドルとなった。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国当局が「子ども持つ不安」巡り調査、人口減受け妊

ビジネス

午前の日経平均は反発、円安や米ダウ高で 上値は重い

ビジネス

国内超長期債、30年金利2.5%程度が上乗せ購入の

ビジネス

中国人民銀、株式市場支援に向けたスワップ制度の運用
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
特集:米大統領選 決戦前夜の大逆転
2024年10月22日号(10/16発売)

米大統領選を揺るがす「オクトーバー・サプライズ」。最後に勝つのはハリスか? トランプか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くその正体
  • 3
    ウクライナ兵捕虜を処刑し始めたロシア軍。怖がらせる作戦か、戦争でタガが外れたのか
  • 4
    裁判沙汰になった300年前の沈没船、残骸発見→最新調…
  • 5
    ナチス・ドイツの遺物が屋根裏部屋に眠っていた...そ…
  • 6
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 7
    シドニー・スウィーニーの最新SNS投稿が大反響! 可…
  • 8
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 9
    北朝鮮を訪問したプーチン、金正恩の隣で「ものすご…
  • 10
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 1
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の北朝鮮兵による「ブリヤート特別大隊」を待つ激戦地
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明かす意外な死の真相
  • 4
    『シビル・ウォー』のテーマはアメリカの分断だと思…
  • 5
    「メーガン・マークルのよう」...キャサリン妃の動画…
  • 6
    「メーガン妃のスタッフいじめ」を最初に報じたイギ…
  • 7
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 8
    目撃された真っ白な「謎のキツネ」? 専門家も驚くそ…
  • 9
    ビタミンD、マルチビタミン、マグネシウム...サプリ…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 6
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 7
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 8
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中