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午前のドルは10カ月ぶり高値圏、148円前半で売買交錯

9月25日、午前のドルは、10カ月ぶり高値圏となる148円前半から半ばで売買が交錯した。写真はシンガポールで2017年6月撮影(2023年 ロイター/Thomas White)
Shinji Kitamura
[東京 25日 ロイター] - 午前のドルは、10カ月ぶり高値圏となる148円前半から半ばで売買が交錯した。実需の売買が活発となる仲値で買いが先行し一時148.49円と昨年11月以来の高値を更新したが、介入警戒感が上値を抑える形となり昼にかけて上昇は一服した。
正午時点のドルは、前週末ニューヨーク市場終盤とほぼ変わらずの148円前半で取引されている。
日本の円買い介入懸念に加え、参加者のドル買いが膨らんできたことがドルの上昇圧力を抑制し始めたとの指摘も出ていた。米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組状況を基にロイターが推計したところ、ドルは9月19日までの週に今年初めて主要通貨に対して買い越しに転じた。