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22年の首都圏新築マンション6288万円、2年連続で最高値=不動産経済研

2023年01月26日(木)15時16分

 1月26日、不動産経済研究所が発表した首都圏新築分譲マンション市場動向によると、2022年の首都圏1都3県の1戸あたり平均価格は6288万円で、前年に続き、バブル期の水準を超えて最高値を更新した。写真は2021年8月、都内で撮影(2023年 ロイター/Marko Djurica)

[東京 26日 ロイター] - 不動産経済研究所が26日に発表した首都圏新築分譲マンション市場動向によると、2022年の首都圏1都3県の1戸あたり平均価格は6288万円で、前年に続き、バブル期の水準を超えて最高値を更新した。東京23区は8236万円で、前年平均をわずかに下回った。

首都圏の平均価格は前年比0.4%上昇(前年は同2.9%上昇)、東京23区は0.7%下落(7.5%上昇)した。

首都圏の発売戸数は2万9569戸で、前年比12.1%減。資材の調達など、施工の先行き不透明感から供給が抑制されたことが影響し、2年ぶりに3万戸を割り込んだ。

初月の契約率は73.3%と前年から2.9ポイント低下したものの、2年連続で70%台の高水準を維持した。

23年の首都圏での供給は、大型マンションやタワーマンションがけん引し前年比8.2%増の3万2000戸程度となると見込んでいる。 

ロイター
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