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中国、農業技術の自立高める必要 習主席「イノベーションを」

2022年12月26日(月)10時23分

中国の習近平国家主席は、中国が農業技術の自立に向けた取り組みを加速させることを望んでおり、注力すべき分野として種子開発と核心設備を挙げたと、国営通信社の新華社が報じた。写真は、2022年12月9日にリヤドで開かれたサウジアラビアとの首脳会談での習主席。(2022年 ロイター/Saudi Press Agency/Handout via REUTERS )

[北京 25日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、中国が農業技術の自立に向けた取り組みを加速させることを望んでおり、注力すべき分野として種子開発と核心設備を挙げたと、国営通信社の新華社が報じた。

新華社は、23─24日に北京で開催された中央農村工作会議での発言として「世界の農業科学技術の最前線を見続けることが必要」と伝えた。

習氏は中国の農業部門に対し、より効率的な技術革新により、科学技術を「精力的に改善」するよう促した。

また、商業利用への転換率や研究チーム間の協力の欠如といった問題にイノベーションを通じて対処するよう農業部門に求めた。

中国は農業の基礎研究に巨額の資金を投じてきたが、長期的な研究開発に投資して革新的なソリューションを市場に投入する大規模な営利企業は乏しいのが現状だ。

ロイター
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