ニュース速報

ビジネス

SEC、VMウェアに不適切慣行停止と制裁金命令 売上計上先送りで

2022年09月13日(火)13時26分

 9月12日、米証券取引委員会(SEC)は、クラウドコンピューティング事業の米VMウェアに対して、業績の実態を分かりにくくして投資家に誤解を与える慣行の停止と、制裁金支払いを命令したと発表した。写真はSECの紋章。ワシントンで2011年6月撮影(2022年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 12日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は12日、クラウドコンピューティング事業の米VMウェアに対して、業績の実態を分かりにくくして投資家に誤解を与える慣行の停止と、制裁金支払いを命令したと発表した。同社はSECの指摘を肯定も否定もせずに停止命令を受け入れ、800万ドルの支払いに同意したという。会社側もこれを確認した。

SECが問題視したのは受注残高の管理方法。2019年度以降、四半期末が終わった直後に顧客に納品するようにして売上高の計上を本来の四半期の翌期に先送りできるようにし、その後に当初見通しに比べて鈍化した業績の動きをあいまいにしたとしている。

SECは「VMウェアが数千万ドル分の売上高(計上)を将来の四半期に持ち越し、20年度の事業が見通しとの比較で減速した実態を不透明にした」と指摘。VMウェアが受注残高は「何重にも検討して」適切に管理されていると開示していたものの、受注残高を売上高の認識時期に用いていることは投資家に公表していなかったとした。

米半導体大手のブロードコムは今年5月、VMウェアを610億ドルで買収すると発表している。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

全米50州で反トランプの大規模デモ、関税や政府縮小

ワールド

「市場が語った」と中国、米関税受けた相場急落で

ワールド

米相互関税が一部発動、一律10% 各国は協議模索

ビジネス

アングル:飲み代は上昇、雇用は減少 トランプ関税で
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避し、「自爆攻撃」成功の瞬間映像をウクライナ公開
  • 4
    ユン韓国大統領がついに罷免、勝利したのは誰なのか?
  • 5
    4分の3が未知の「海の底」には何がある? NASAと仏…
  • 6
    紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ…
  • 7
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 8
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 9
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 10
    地球の自転で発電する方法が実証される──「究極のク…
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 8
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 9
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 10
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中