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第2四半期の独GDP改定値、前期比+0.1% 予想上回る

8月25日 ドイツ連邦統計庁が25日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値(物価・日数調整済み)は前期比0.1%増と、ロイターがまとめた市場予想の横ばいを上回った。2020年3月、独ハンブルクで撮影(2022年 ロイター/Fabian Bimmer)
[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が25日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値(物価・日数調整済み)は前期比0.1%増と、ロイターがまとめた市場予想の横ばいを上回った。
エネルギー危機に見舞われたが、民間消費と政府支出が支援要因となった。前年比では1.7%増。
連邦統計庁は「世界の経済情勢は厳しかったが、ドイツ経済は今年第1・四半期と第2・四半期に持ちこたえた」と表明した。
民間消費は前期比0.8%増。政府支出は2.3%増。
VPバンクのチーフエコノミスト、トマス・ギッツェル氏は「現在、悪材料があまりにも多く、さらに厳しい下振れの可能性を否定できない。景気後退を避けるには多くの好材料が必要だ」と述べた。