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米KKR、アジア企業向けクレジットファンド設立 11億ドル

5月25日、米プライベートエクイティ(PE)大手のKKRは、アジア地域で企業にデットファイナンスを提供するクレジット(債券)ファンドを総額11億ドルで設立したと発表した。写真は同社のロゴ。2018年8月、ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)
[シンガポール 25日 ロイター] - 米プライベートエクイティ(PE)大手のKKRは25日、アジア地域で企業にデットファイナンスを提供するクレジット(債券)ファンドを総額11億ドルで設立したと発表した。
企業が銀行以外の資金調達方法を模索する中、ここ数年クレジットファンドの人気が高まっている。より高いリターンが期待できるクレジットファンドへの投資家の関心も高まっている。
今回設立した「Asia Credit Opportunities Fund」には政府系ファンドや保険会社などから強い支持があったという。
KKRのアジアクレジット部門責任者、ブライアン・ディラード氏は、アジア地域の成長と繁栄を背景に柔軟な資金調達方法への需要が高まる中、企業にとって資金調達の選択肢は限られていると指摘した。