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チャーリー・マンガー氏、米中関係悪化を憂慮 仮想通貨を批判
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の盟友で投資会社バークシャー・ハザウェイ副会長のチャーリー・マンガー氏(写真)は16日、米中間の緊張をエスカレートさせるのは「全く馬鹿げている」と主張した。ロサンゼルスで2017年2月撮影(2022年 ロイター/Lucy Nicholso)
[16日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の盟友で投資会社バークシャー・ハザウェイ副会長のチャーリー・マンガー氏は16日、米中間の緊張をエスカレートさせるのは「全く馬鹿げている」と主張した。
仮想通貨については「軽蔑にも値しない」とし、禁止すべきだったとの認識を示した。
マンガー氏は98歳。ロサンゼルスの新聞出版社デイリー・ジャーナルの年次会合で2時間近くにわたって質問に答えた。
同氏は、以前から中国に強気の姿勢を示しており、中国の電気自動車大手BYD(比亜迪)などへの投資を手掛けた。
最近の米中関係悪化については、統治制度の違いだけでは正当化できないとし、一方が他方より良いことをしているから関係が悪化したわけでもないと主張。
「米中がうまくやっていくことを願う。米中が今の緊張状態に至ったのは全く馬鹿げている。中国は米国を好きになるべきであり、米国は中国を好きになるべきだ」と述べた。
仮想通貨については、最初から禁止すべきだったと発言。「手を出さなかったことを誇りに思う。性感染症のようなものだ」とし「軽蔑にも値しない。現代的だと言う人もいるが、強奪、誘拐、脱税に便利な通貨を歓迎しているだけだ」と述べた。