ニュース速報

ビジネス

米ブラックストーン、投資先にESG関連で定期報告を要請

2021年05月04日(火)14時15分

米投資会社ブラックストーン・グループは、プライベートエクイティ(PE)部門の出資先企業のトップにESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みについて取締役会への定期的な報告を初めて要請した。ニューヨーク証券取引所で2016年撮影。(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

[3日 ロイター] - 米投資会社ブラックストーン・グループは、プライベートエクイティ(PE)部門の出資先企業のトップにESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みについて取締役会への定期的な報告を初めて要請した。ロイターが確認した書簡で分かった。

ブラックストーンは、PEや不動産などのオルタナティブ資産の運用で世界最大手。環境や労働者に及ぼす企業の影響に投資家の関心が高まる中、ブラックストーンもサステナビリティー(持続可能性)への取り組みを示す。

出資先の最高経営責任者(CEO)に宛てた書簡は、気候変動リスク、環境関連の認証、人権への取り組みなどを自社取締役会に定期的に報告するよう要請。

「ESGは世界的に注目度が高まり、注意深い配慮が求められている。ESG関連の問題で取締役に透明性を示すことは最善の慣行だ」としている。

ここ数年、ESGをテーマとするファンドが人気化し、米当局は、気候変動によるリスクを開示しない企業に厳しい目を向け始めている。

ブラックストーンのESG関連の責任者によると、投資先の不動産企業は2019年からESG関連の情報開示をしているが、そのような対応はまだ標準化されていない。

同社の広報担当者は、不動産部門での成功を受け、PE投資先にも取り組みを広げ、全体的な標準を構築する計画だと述べた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米新規失業保険申請6000件減、労働市場の安定継続

ビジネス

NY外為市場・午前=ドル/円6カ月ぶり安値、関税措

ワールド

トランプ氏、広範な関税措置を「撤回しない」=商務長

ビジネス

米ISM非製造業総合指数、3月50.8に低下 9カ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡眠の「正しい関係」【最新研究】
  • 2
    アメリカで「最古の銃」発見...いったい誰が何のために持ち込んだ?
  • 3
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    得意げに発表した相互関税はトランプのオウンゴール…
  • 6
    「ネイティブ並み」は目指す必要なし? グローバル…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 8
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 9
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 10
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 6
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 7
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 8
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 9
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 7
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 8
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中