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創作支援のプラットフォーム・ペイトリオン、評価額40億ドルに
創作活動の資金を募るためのプラットフォーム「ペイトリオン」を運営する米ペイトリオンは、直近の資金調達ラウンドで1億5500万ドルを調達し、評価額が40億ドルに達したと発表した。今回の資金調達ラウンドは新たに出資するタイガー・グローバル・マネジメントが主導している。写真は、ウォールストリートの看板。2020年3月9日にNYで撮影。(2021年 ロイター/Carlo Allegri)
[6日 ロイター] - アーティストなどがファンから創作活動の資金を募るためのプラットフォーム「ペイトリオン」を運営する米ペイトリオンは、直近の資金調達ラウンドで1億5500万ドルを調達し、評価額が40億ドルに達したと発表した。昨年9月時点の評価額の3倍以上に増えたことになる。
今回の資金調達ラウンドは新たに出資するタイガー・グローバル・マネジメントが主導し、ウッドライン・パートナーズが参加。他にも既存投資家のウェリントン・マネジメント、ローン・パイン・キャピタル、ニュー・エンタープライズ・アソシエーツ、グレード・ブルック・キャピタル、DFJグロースも参加した。
昨年9月の資金調達ラウンドでは、ペイトリオンは9000万ドルを調達。評価額は12億ドルだったとされる。
新たに調達した資金はクリエイター向けの新規ツールの開発、企業買収、海外事業の拡大に充てる計画。
米ITニュースサイト「ジ・インフォメーション」が1月報じたところでは、ペイトリオンは年内の上場を検討中で、すでに複数の特別買収目的会社(SPAC)が接触しているもよう。