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米アップル、再生エネの蓄電施設建設へ カリフォルニア州に
米アップルは31日、カリフォルニア州にバッテリーを使った再生可能エネルギーの蓄電施設を建設すると発表した。写真は、同社のロゴ。2020年10月23日にニューヨークで撮影。(2021年 ロイター/Brendan McDermid)
[31日 ロイター] - 米アップルは31日、カリフォルニア州にバッテリーを使った再生可能エネルギーの蓄電施設を建設すると発表した。
現在、カリフォルニア州の同社全施設にエネルギーを供給している太陽光発電所近くに建設する予定で、240メガワット時のエネルギーを蓄電する。これは約7000世帯が1日に使用する電力に相当する。アップルの州内施設に日中供給する量は130メガワット。
アップルの担当幹部リサ・ジャクソン氏はロイターの取材に対して、国内最大級のバッテリーを使った蓄電システムを開発する計画だと述べ、「太陽光や風力といったクリーンエネルギーは一時的に止まるという問題がある」と指摘。「われわれの計画が成功すれば、そうした問題に対する懸念が払拭され、送電網の安定化が実現できる」と説明した。
また、蓄電施設の建設プロジェクトに関する情報を他社と共有する予定だと述べた。
ニュースサイト「バージ」によると、カリフォルニア州モントレー郡の当局者は、アップルが米テスラからバッテリーパックの供給を受けると発言。テスラのリチウムイオン蓄電システム「メガパック」85基を設置するいう。
*内容を追加しました。