ニュース速報

ビジネス

中国によるカナダ人の恣意的拘束、自国利益損ねる=トルドー首相

2020年12月19日(土)04時50分

カナダのトルドー首相は18日、中国によるカナダ人2人の恣意的な拘束は自国の利益を損ねていると表明した。写真はトルドー首相。7日撮影(2020年 ロイター/Blair Gable)

[オタワ 18日 ロイター] - カナダのトルドー首相は18日、中国によるカナダ人2人の恣意的な拘束は自国の利益を損ねていると表明した。

中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)が2018年12月にカナダで逮捕されて間もなく、中国はカナダ人の元外交官マイケル・コブリグ氏と企業家のマイケル・スパバ氏を拘束した。

トルドー氏は会見で「中国のやり方は、世界のどの国との関係改善にもつながらず、実際には自国の利益を損ねている」と指摘。引き続き2人の釈放を求めていくと強調した。

関係筋は今月、米司法省が孟氏に対する刑事訴訟を終わらせるための司法取引を巡って孟氏の弁護団と協議を行っていると明らかにした。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国、公務員に10年ぶり大幅賃上げ 経済活性化策の

ビジネス

米、国内アンチモン採掘を許可 中国禁輸で調達体制構

ワールド

米政権、イスラエルへの80億ドル武器売却案を議会に

ワールド

焦点:深刻化する世界の飢餓、支援責任果たさぬ大国に
MAGAZINE
特集:ISSUES 2025
特集:ISSUES 2025
2024年12月31日/2025年1月 7日号(12/24発売)

トランプ2.0/中東&ウクライナ戦争/米経済/中国経済/AI......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    青学大・原監督と予選落ち大学の選手たちが見せた奇跡...池井戸潤の『俺たちの箱根駅伝』を超える実話
  • 2
    ザポリージャ州の「ロシア軍司令部」にHIMARS攻撃...ミサイル直撃で建物が吹き飛ぶ瞬間映像
  • 3
    わが子の亡骸を17日間離さなかったシャチに新しい赤ちゃんが誕生
  • 4
    早稲田の卒業生はなぜ母校が「難関校」になることを…
  • 5
    「妄想がすごい!」 米セレブ、「テイラー・スウィフ…
  • 6
    韓国の捜査機関、ユン大統領の拘束執行を中止 警護庁…
  • 7
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 8
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も…
  • 9
    ウクライナ水上ドローンが「史上初」の攻撃成功...海…
  • 10
    北朝鮮を頼って韓国を怒らせたプーチンの大誤算
  • 1
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も助けず携帯で撮影した」事件がえぐり出すNYの恥部
  • 2
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 3
    JO1やINIが所属するLAPONEの崔社長「日本の音楽の強みは『個性』。そこを僕らも大切にしたい」
  • 4
    イースター島で見つかった1億6500万年前の「タイムカ…
  • 5
    カヤックの下にうごめく「謎の影」...釣り人を恐怖に…
  • 6
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 7
    「弾薬庫で火災と爆発」ロシア最大の軍事演習場を複…
  • 8
    キャサリン妃の「結婚前からの大変身」が話題に...「…
  • 9
    早稲田の卒業生はなぜ母校が「難関校」になることを…
  • 10
    スターバックスのレシートが示す現実...たった3年で…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 3
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 8
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 9
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 10
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中