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午後3時のドル105円半ば、円反落も一服
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午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の105円半ば。トランプ米大統領の退院を好感した円安は一服となり、主要通貨はもみあいとなった。写真はウォルターリード国立軍事医療センターの正面玄関から出て、ホワイトハウスに向かうトランプ大統領。2020年10月5日に撮影。(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)
[東京 6日 ロイター] -
ドル/円
午後3時現在 105.66/68 1.1784/88 124.53/57
午前9時現在 105.70/72 1.1787/91 124.60/64
NY午後5時 105.72/75 1.1781/85 124.56/60
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の105円半ば。トランプ米大統領の退院を好感した円安は一服となり、主要通貨はもみあいとなった。
ドルはトランプ氏退院の報と株高を受けて、前日海外市場で105.79円まで上昇。感染が判明してドルが急落した2日の水準を回復し、さらに小幅ながら上回った。
ところが105円後半で取引が始まった東京市場では売りが先行。ドルは午後に105.62円まで反落した。ドルが急落前の水準へ値を戻したことで、短期筋が売りに回ったという。
また市場では「トランプ氏にはステロイドが投与され、治療も道半ばのようだ。不確実性が後退したとは言えない。早期退院が裏目にでなければよいが」(外銀)との声も聞かれた。
豪ドルはやや荒い値動き。中銀が政策金利の据え置きを決めたことで、一時76円前半へ上昇したが、その後75円後半へ反落した。「一部に利下げ期待があったので発表直後は買いが出たが、声明の内容的には来月利下げとの市場予想を変えるようなものではなかった」(別の外銀)という。
市場では、豪中銀は11月に15ベーシスポイント(bp)利下げし、政策金利を0.1%にするとの見方が大勢となっている。
(為替マーケットチーム)