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米国株114ドル高、大手ハイテク企業の好決算で 上値重く
米国株式市場は上昇し、ダウ平均株価<.DJI>は114ドル高で取引を終えた。大手ハイテク企業の好決算を手掛かりに買いが先行した(2020年 ロイター/Brendan McDermid)
[31日 ロイター] - 米国株式市場は上昇し、ダウ平均株価<.DJI>は114ドル高で取引を終えた。大手ハイテク企業の好決算を手掛かりに買いが先行。ただ、新型コロナウイルス追加対策法案の行方を巡り、不透明感が根強い中、上値の重い展開になった。
企業決算では、アップル
インバーネス・カウンセル(ニューヨーク)のチーフ投資ストラテジスト、ティム・グリスキー氏は「決算内容は非常に底堅い。これらの企業は非常にもうかっており、人々が欲しがる製品を作っている」と述べた。
米国で失業者に対する週600ドルの特別給付措置が7月末で失効を迎える中、新型コロナ追加対策法案を巡る与野党協議は31日も平行線をたどり、物別れに終わった。
月間ではダウ平均が2.4%、ナスダックは6.8%、S&Pが5.5%値上がりした。
株価指数は、今年2月に付けた最高値まで約3.4%の水準に迫っている。しかし、さえないマクロ経済指標や新型コロナ感染者数の増加を受け、投資家は再び慎重姿勢に転じている。
アップル
アップルは、この日の値上がりで時価総額が1兆8200億ドルに膨らみ、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ<2222.SE>の1兆7600億ドルを抜いて世界一となった。
アマゾン・ドット・コム
フェイスブック
一方、アルファベット
ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.40対1の比率で上回った。ナスダックでも1.94対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は110億1000万株。直近20営業日の平均は105億3000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 26428.32 +114.67 +0.44 26409.3 26440.0 26013.5 <.DJI>
3 2 9
前営業日終値 26313.65
ナスダック総合 10745.28 +157.46 +1.49 10741.4 10747.8 10557.7 <.IXIC>
7 0 0
前営業日終値 10587.81
S&P総合500種 3271.12 +24.90 +0.77 3270.45 3272.17 3220.26 <.SPX>
前営業日終値 3246.22
ダウ輸送株20種 9994.81 +87.33 +0.88 <.DJT>
ダウ公共株15種 830.77 +2.64 +0.32 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 2136.41 -11.14 -0.52 <.SOX>
VIX指数 24.13 -0.63 -2.54 <.VIX>
S&P一般消費財 1145.81 +14.44 +1.28 <.SPLRCD>
S&P素材 379.77 +0.43 +0.11 <.SPLRCM>
S&P工業 605.88 -2.45 -0.40 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 642.01 -0.88 -0.14 <.SPLRCS>
S&P金融 399.06 +0.04 +0.01 <.SPSY>
S&P不動産 224.82 -0.36 -0.16 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 272.09 -1.90 -0.69 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1228.58 -6.81 -0.55 <.SPXHC>
S&P通信サービス 191.69 +1.47 +0.77 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1942.39 +47.45 +2.50 <.SPLRCT>
S&P公益事業 309.12 +0.62 +0.20 <.SPLRCU>
NYSE出来高 12.98億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 21940 + 180 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 21920 + 160 大阪比 <0#NIY:>