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ゴールドマン、アップル投資判断「セル」に引き下げ

2020年04月18日(土)00時23分

 17日、ゴールドマン・サックスは、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置が響き、米アップルのiPhone出荷が第3・四半期に36%落ち込むと予想し、同社株の投資判断を「セル」に引き下げた。写真は2019年9月撮影(2020年 ロイター/Carlos Jasso)

[17日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは17日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置が響き、米アップルのiPhone出荷が第3・四半期に36%落ち込むと予想し、同社株の投資判断を「セル」に引き下げた。

さらに、iPhoneの平均販売価格が景気後退期に下落する公算が大きく、価格への下押し圧力は当面継続するとの見通しを示した。

ゴールドマンのアナリストは「アップルがユーザーを失うとは想定していないが、既存のユーザーが買い替えを先延ばしし、新機種購入の際にも低価格帯の機種を選ぶだろう」と予想した。

アップルは今週、iPhoneの廉価版「SE」の新機種を4月24日に発売すると発表。新型コロナ感染拡大により世界経済が悪化し、出費を抑えたい消費者が増える中、低価格の新モデルを投入することで需要開拓を図る。

ゴールドマンはまた、アップルが11月初旬ごろまで新型iPhoneの投入を待つ可能性があるとの見通しを示した。

ロイター
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