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米株反落、通商合意巡る不透明感で アップル・FBは高い
米国株式市場は反落。アップルやフェイスブックが前日発表した四半期決算は好調な内容だったが、米中通商合意を巡る不透明感が重しとなった。ニューヨーク証券取引所で撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米国株式市場は反落。アップル
通商合意を巡り相反する情報が飛び交う中、市場では警戒感が高まった。ブルームバーグは、中国がトランプ米大統領と長期的で包括的な通商合意を結べるか疑問視していると報じた。
トランプ大統領はその後、米中が「第一段階」の貿易協定の署名に向け、新たな開催地を近く公表すると述べた。
過去3営業日で2回、終値で最高値を更新していたS&P総合500<.SPX>もこの日は反落。しかし、下落は過去7営業日で2日目と、なお底堅い動きとなっている。
スレートストーン・ウエルスのシニア市場ストラテジスト、ケン・ポルカリ氏は「この日の下げは懸念すべき動きではない。ここ2週間ほどの上昇を受けた一服症状と考えられる」と述べた。
通商問題に敏感なS&P工業株<.SPLRCI>は1.14%安。中国へのエクスポージャーが大きい半導体も売られ、フィラデルフィア半導体株<.SOX>は0.62%安。
一方、アップルは2.26%高で終了。年末商戦にかかる第1・四半期(10─12月)の売上高見通しが市場予想を上回ったことが好感された。
フェイスブックも1.81%高。第3・四半期決算は売上高が3四半期連続増となったほか、ユーザー数も増加した。
そのほか、食品クラフト・ハインツ
化粧品大手エスティローダー
米指標では、9月の個人消費支出が小幅な伸びとなり、個人消費が経済を支え続けられるかどうか疑問を投げ掛けた。
11月1日に発表される10月の米雇用統計が注目される。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.66対1の比率で上回った。ナスダックでも1.67対1で値下がり銘柄数が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 27046.23 -140.46 -0.52 27188.3 27188. 26918. <.DJI>
7 37 29
前営業日終値 27186.69
ナスダック総合 8292.36 -11.62 -0.14 8314.38 8321.8 8248.8 <.IXIC>
0 1
前営業日終値 8303.98
S&P総合500種 3037.56 -9.21 -0.30 3046.90 3046.9 3023.1 <.SPX>
0 9
前営業日終値 3046.77
ダウ輸送株20種 10498.86 -140.34 -1.32 <.DJT>
ダウ公共株15種 867.52 +7.42 +0.86 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1651.22 -10.24 -0.62 <.SOX>
VIX指数 13.22 +0.89 +7.22 <.VIX>
S&P一般消費財 950.01 -4.40 -0.46 <.SPLRCD>
S&P素材 364.73 -4.05 -1.10 <.SPLRCM>
S&P工業 661.33 -7.60 -1.14 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 627.29 -1.31 -0.21 <.SPLRCS>
S&P金融 475.99 -2.63 -0.55 <.SPSY>
S&P不動産 243.21 -0.88 -0.36 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 426.66 -2.02 -0.47 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1095.58 -1.44 -0.13 <.SPXHC>
S&P通信サービス 171.82 +0.46 +0.27 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1467.20 -1.77 -0.12 <.SPLRCT>
S&P公益事業 325.85 +1.49 +0.46 <.SPLRCU>
NYSE出来高 11.97億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 22730 - 220 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物12月限 円建て 22720 - 230 大阪比 <0#NIY:>