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訂正:日米金利差が3%に開くとドルは対円で上昇=麻生財務相
2018年03月29日(木)13時08分
3月29日、麻生太郎財務相(写真)は参院財政金融委員会で、円が対ドルで買われやすくなっている現状について、日米金利差が3%程度になっていることが背景にあるとの認識を示した。写真は都内で19日撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)
[東京 29日 ロイター] - 麻生太郎財務相は29日午前の参議院財政金融委員会で、為替相場に関連して、日米金利差が3%になるとドルは対円で上昇(訂正)してきたとの見方を示した。渡辺喜美委員(無所属)への答弁。
財政金融委員会で渡辺委員が「円高のマグマを放っておけば必ず暴発する」と迫ったのに対し、麻生財務相は「少なくとも(米国の)金利がいま2点何パーセントで、こっちはゼロ。限りなく3(パーセント)に近いところまで来ている。これまでの長い、数十年間の歴史をみると、(日米の)金利差が3%ならドル高/円安(訂正)に振れる」と語った。
麻生財務相はまた「一方的なこと(円高)にはなりにくいとは思うが、為替について申し上げられない立場」と述べた。
*本文1、2段落目のドル安の記述をドル高に訂正しました。
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