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英EU離脱懸念でポンド売り膨らむ、国民投票2週間後に控え

2016年06月10日(金)23時09分

 6月10日、英国のEU離脱の是非を問う国民投票を2週間後に控え、ポンドがドルとユーロに対し下落している。写真は投票用紙のイメージ。今月1日撮影。(2016年 ロイター/Russell Boyce)

[ロンドン 10日 ロイター] - 10日米ニューヨーク時間序盤の外国為替市場では、英国の欧州連合(EU)離脱懸念を背景に、ポンドがドルとユーロに対し下落している。

ポンドは2月に1.38ドルの安値をつけた後、離脱による経済や財政への影響が危惧される中でも持ちこたえてきた。

だがEU離脱の是非を問う国民投票が2週間後に迫る中、投機筋や企業がポンドの変動ヘッジコストを7年ぶりの水準に押し上げ、その影響がスポット相場にも波及している。

ポンドは対ドルで再び1.44ドルの水準を割り込んだほか、ユーロに対しては約0.3%下落し78.41ペンスをつけた。

ロイター
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