ニュース速報
ビジネス
タカタ欠陥エアバッグの根本原因特定、主要自動車メーカーの調査で
2月23日、自動車メーカー大手10社は、タカタの欠陥エアバッグ問題について3つの根本的な原因を特定したと明らかにした。写真はタカタのロゴマーク。都内で2013年4月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)
[ワシントン/デトロイト 23日 ロイター] - 自動車メーカー大手10社は、タカタ<7312.T>の欠陥エアバッグ問題について、3つの根本的な原因を特定したと明らかにした。
10社の依頼を受けオービタルATK
乾燥剤を使用していない硝酸アンモニウムのプロペラント、湿気を含む高温の環境下に長期間さらされた状況、インフレーター(ガス発生装置)の組み立てで湿気防止対策が不十分であったことが組み合わさり、破裂を引き起こしたとしている。
調査は乾燥剤を使用していないインフレーターのみを対象に実施された。
タカタは今回の結果について、自社調査、および独フラウンホーファーに依頼した追加調査の結果と整合するとの見解を示した。
米道路交通安全局(NHTSA)報道官は結果を検証しているとコメントした。
*内容を追加しました。