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マツダが180万台超リコール、タカタ製エアバッグ問題で 三菱自も
2月19日、タカタ製エアバッグ部品の欠陥問題に絡み、マツダは世界で約188万台を新たにリコール(回収・無償修理)すると発表した。三菱自動車も同日、国内で約15万台のリコールを国土交通省に届け出た。写真は都内で昨年11月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 19日 ロイター] - タカタ<7312.T>製エアバッグ部品の欠陥問題に絡み、マツダ<7261.T>は19日、世界で約188万台を新たにリコール(回収・無償修理)すると発表した。三菱自動車<7211.T>も同日、国内で約15万台のリコールを国土交通省に届け出た。
マツダは、2006年4月から14年12月に生産した「ボンゴ」や「アテンザ」など6車種計20万8037台を国内でリコールする。海外でもリコールを実施し、対象台数は約167万6000台に上るという。
三菱自は06年8月から14年7月に生産した「デリカ」と「パジェロ」の2車種計15万2678万台を国内でリコール。問題のエアバッグ部品を搭載した車両は輸出もしており、約40万3000台あるという。
米国で昨年12月に起きたタカタ製エアバッグの異常破裂による米フォード・モーター
三菱自のリコールに関しては、事故を起こしたフォード車に搭載されていたタイプに加え、トヨタ自動車<7203.T>が調査目的で回収した車両の試験結果で問題とされたものと同タイプのインフレ―ター搭載車両も含まれている。同様のリコールはホンダ<7267.T>なども行っている。
(白木真紀、田実直美)