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東京マーケット・サマリー(3日)
<外為市場>
午後5時のドル/円
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は続伸した。前日の米国株高や円相場の落ち着きに加え、日本株の需給は引き続き良好との見方が多く、利益確定売りをこなす展開となった。今晩に3月米雇用統計の発表が予定されているほか、3日は欧米各国の株式市場が休場とあって様子見姿勢が強く、取引時間中は先物主導で上下に振れる場面もあったが、大引けにかけては投信設定の思惑などから上げ幅を拡大。高値引けとなった。東証1部の売買代金は1.98兆円で1月26日以来の2兆円割れと低水準だった。
東証1部騰落数は、値上がり1192銘柄に対し、値下がりが553銘柄、変わらずが132銘柄だった。
<短期金融市場> 17時28分現在
無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.058%になった。当座預金残高が2営業日ぶりに過去最高を更新し、資金需要は限られた。日銀が実施した国庫短期証券の買い入れオペでは、需給が改善方向にあることが確認された。新発3カ月物は強含みで推移。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レート(平均)は発行要因で上昇。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。
<円債市場>
長期国債先物は反落。前日の海外市場で、米新規失業保険申請件数の改善を受け米債が下落した流れを受けて売りが優勢になった。現物債は長いゾーンが軟調。強含みとなった前日の反動に加え、注目の米雇用統計の発表を控えていることから、国内金融機関の益出しを含めたポジション調整の動きが見られた。一方、日銀オペの強めの結果を反映し中期ゾーンはしっかりで、需給は引き締まる方向にある。
長期国債先物中心限月6月限の大引けは、前営業日比10銭安の147円65銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1.5bp高い0.350%に上昇した。