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日経平均反発、主力株中心に買戻し 鉄鋼株はやや軟調
4月2日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発して始まり、1万9200円台を回復した。都内で先月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)
[東京 2日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発して始まり、1万9200円台を回復した。前日に下げた主力株を中心に買い戻しの動きが広がっている。ファナック<6954.T>やKDDI<9433.T>の上げが指数上昇を下支えしているほか、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>など自動車関連がしっかり。半面、鉄鋼株はやや軟調に推移している。
前日の米国株式市場では予想を下回る経済指標を嫌気し、主要株価3指数が下落した。外部環境に買い手掛かり材料が乏しいなか、日本株に対しては日銀のETF(上場投資信託)買いなどを背景とした需給面での安心感が根強く、市場では底堅い展開を見込む声も出ている。
寄り付き 前営業日比
日経平均<.N225> 19141.93 +107.09
日経平均先物中心限月<2JNIc1> 19140 +20
(長田善行)