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ギリシャ改革案の実務者協議が進展なく終了、詳細なお不十分

2015年04月01日(水)00時07分

 3月31日、ギリシャ改革案の実務者協議は合意なしに終了した。写真はハトと同国旗。アテネで30日撮影(2015年 ロイター/Alkis Konstantinidis)

[アテネ 31日 ロイター] - ギリシャの改革案をめぐる同国と欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)の実務者協議は、合意なしに終了した。改革案はなお具体性を欠くとの結論に至った。

当局者が明らかにした。協議はブリュッセルで開催されていた。

ギリシャは協議後、引き続き合意を目指す考えを示したが、支援を得られなければ3週間以内にも手元資金が枯渇する恐れがある。

別の関係者によると、協議の終了は決裂のサインではないが、進展が遅いことを示している。

関係者の1人は「進展はあったが、実務者チームはアテネでデータ収集を継続する」と語った。

問題となっているのは、ギリシャが先週提出した改革案。ユーロ圏当局者はアイデアレベルで、包括的な内容ではないとして一段の詳細提出を要請している。だがある欧州連合(EU)当局者によると、債権団が満足できる改革案はまだ提出されていない。

ユーロ圏の財務次官で構成されるユーロワーキンググループは4月1日に電話会議を開催する予定で、これまでの進捗状況を確認する見通し。

*内容を追加し、写真を差し替えて再送します。

ロイター
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