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東京マーケット・サマリー(31日)
<外為市場>
午後5時のドル/円
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は大幅反落。前日の米国株高や円安の進行など外部環境を好感し、寄り付き後に前日比で一時195円高となるなど買いが先行したものの、手がかり材料に乏しく下げに転換。後場に入ると先物主導で売られ、204円安できょうの取引を終了した。主力株が総じて軟調に推移。電鉄関連など内需株の下げが目立った。
<短期金融市場> 18時07分現在
無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.015%になった。
前日(0.064%)を大きく下回った。すでに期越え調達が一巡し、朝方から調達意欲が限られた。一部0.001%でも取引が成立したが、閑散とした中で出合いは散発的で、取引レートは大きくばらけた。ユーロ円3カ月物金利先物は期末で動意薄。
日本証券業協会が公表した31日の「東京レポ・レート」で、4月1日スタートのGC翌日物レートは0.034%と前日のマイナス0.001%から上昇した。
<円債市場>
国債先物中心限月6月限は前日比28銭安の147円22銭と反落して引けた。円安・株高への警戒感から、朝方から売りが先行した。いったん、買い戻しが入る場面もあったが、4月以降の期初売りや国債入札が警戒されて一時下げ幅を拡大。先物6月限は一時147円16銭に水準を切り下げた。
現物市場は先物安を受けて長期ゾーンを中心に軟調。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時同3.5bp高い0.400%に上昇した。超長期ゾーンは月末の年限長期化に絡んだ買い期待からしっかりと推移する場面もあったが、「思ったほど買いが入らなかった」(国内金融機関)ことから、急速に上値を重くした。