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東電の火力電源入札、予定に150万KW届かず

2015年03月31日(火)18時44分

 3月31日、東京電力は2014年度に実施した600万キロワットの火力電源の入札に10件、453万キロワットの応募があったと発表。本社で2012年撮影(2015年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 31日 ロイター] - 東京電力<9501.T>は31日、2014年度に実施した600万キロワットの火力電源の入札に10件、453万キロワットの応募があったと発表した。予定には約150万キロワット不足する。6月をめどに落札者を決定するという。

10件の応募のうち、9件が石炭火力に集中。LNG(液化天然ガス)火力は1件にとどまった。予定を下回ったことで2015年度中の追加入札を検討する。

昨年後半からの原油価格急落に伴い、中東産などに比べ割安感があった米国産シェールガスの開発環境が不安定になったことが影響したとみられる。

入札は東電の小売り部門が実施し、同社火力部門も応札している。

(浜田健太郎)

ロイター
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