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AIIB参加、極めて慎重な態度取らざるを得ない=麻生財務相
2015年03月31日(火)09時22分
3月31日、麻生太郎財務相は、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の参加について、公平なガバナンス確保など条件整わなければ、参加には極めて慎重な態度を取らざるを得ないと述べた。昨年10月撮影(2015年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
[東京 31日 ロイター] - 麻生太郎財務相は31日、閣議後の会見で、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の参加について、公平なガバナンス確保など条件整わなければ、参加には極めて慎重な態度を取らざるを得ないと述べ、日本の方針に変わりないと語った。
3月31日が創設メンバーとして参加表明する期限。30日にはエジプトやスウェーデンなども新たに参加を表明した。
日本の方針について麻生財務相は「全然変わりない」と指摘。1)公平なガバナンスが確保されているか。特に加盟国を代表する理事会がきちんと審査・個別案件の承認をすること、2)債務の持続可能性や環境社会に対する影響への配慮がきちんと行われること──を条件とし、条件が満たされなければ「参加には極めて慎重な態度をとらざるをえない」と語った。
(吉川裕子)
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