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独IFO業況指数、3月は昨年7月以来の高水準
[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所が発表した3月の独業況指数は、107.9と2014年7月以来の高水準となった。5カ月連続で上昇し市場予想の107.3も上回った。現況指数は112.0で予想と一致。
期待指数は103.9。予想は103.0だった。現況、期待指数はともに2月から改善した。
INGのエコノミスト、カールステン・ブレゼスキ氏は「2014年第4・四半期の力強い経済成長、低水準のエネルギー価格、ユーロ安が景気信頼感を押し上げた」と指摘。
「ただ、過剰に反応するべきではなく、年初のハードデータ(生産や受注など)はソフトデータ(景況感の調査など)ほど強い内容ではなかったことに留意する必要がある」とした。
IFOのエコノミスト、クラウス・ボールラーベ氏は、2015年初めのドイツの成長率は前年第4・四半期と同様の水準になる公算が大きいと述べた。
3月の業況指数は小売、卸売、製造業で改善した一方で建設業では悪化した。
ドイツの最近の経済指標はおおむね好調で、政府は今年の成長率を1.5%と予想している。シンクタンクのなかには、成長率予想を2%超に上方修正したところもある。
*内容を追加して再送しました。